2006.12.05.Tue / 00:00
![]() | Susan Mallery 『More Than Friends』 N-526 1994-04 総合★★☆☆☆/ホット度★★☆☆☆ ヒーロー★★★★☆/ヒロイン★★☆☆☆ |
■あらすじ
“ジェニーを妊娠させたのはぼくではない!”
どんなに叫んだところで、町じゅうの人間が信じないだろう。
でも、ぼくは彼女をプリンセスのように大事にしてきた。
それなのに、ほかの男と遊びまわっていたのか?
デートのあとジェニーを送りとどけたチェースは、
いきなり彼女の父親に殴られ、
罵声とともに思いがけない事実を知らされた。
父親同士が製鉄所の社長と組合委員長という立場であっても、
自分たちは永遠の愛を約束しあっていたはずなのに…。
十一年前のあの日、十八歳のチェースは生まれた町を捨てた。
そして今、父が発作で倒れたという電報を受け取って戻ってきた。
沈黙の年月――ジェニーには真実を告げる時を待つ日々でもあった。
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■設定
ヒーロー ... チェース・ジャクソン (29)/アメリカ人/建築会社社長
ヒロイン ... ジェニー・デヴィッドソン (28)/アメリカ人/製鉄所の事務員
■二人の出会い
同じ町の出身。ヒーローは代々続く製鉄所オーナーの息子。ヒロインは製鉄所組合の委員長の娘。
■二人の初夜
高校時代に戻ってデートした夜。ヒーローの部屋で、かつて一緒によく聞いたバラードを流しながら踊り、唇を重ねる二人。踊りながらヒーローはヒロインの服を脱がしていき、手で愛撫をほどこします。膝から力の抜けたヒロインを抱き上げ、ベッドに運ぶヒーロー。ヒーローはヒロインを焦らしに焦らし、そして最後は一緒に炎に包まれた二人でした。
■お気に入りのセリフ
「わたし…しばらくはどうしていいかわからなかった。夢なんか忘れていたわ。思い出したころには、もうどうでもよくなっていたの」
ヒロイン。なぜ夢を諦め、こんな小さな炭鉱の町で燻っているのかとヒーローに聞かれて。私が本作の中で、一番痛みを感じたセリフです。
「この町だって悪いところばかりじゃないわ。いいところもあるのよ」「みんな知り合いで、きみのことを心配してくれるから?仲間だから?生涯の友だちだから?」「そう、そのとおりよ。どうしてわかるの?」「ぼくだって見てきたさ。だが、忘れていることがあるんじゃないか?それはきみの立場だ。ウイリアム・ジャクソンの息子にとっては違うんだよ」「チェース、そんな気持のまま行ってしまわないで」「いつだって、ぼくは疎外されていた。きみが気づかなかっただけさ」「そんなはずはないわ。あなただって、暮らしてみれば…」「きみのためにやってみたさ。すべてを差し出したが、それでは足りなかったじゃないか。ぼくの世界にはきみだけしかいなかったのに、きみは裏切った。嘘をついた。最後になっても、面と向かって真実を言ってはくれなかった」「そうじゃないのよ。言いたかったけれど、いろいろあったから」「そんなことはいい。もうきみなんかどうでもいい。きみらもどうでもいいんだ」
ヒーロー&ヒロイン。ヒーローの祖父から続く製鉄所のせいで、ヒーローは搾取する側、労働者は貧しいながらも団結して助け合う側、という明確なラインが引かれていて、町ではヒーローをあからさまに避ける人々の態度が昔も今も変わらなくて、ヒーローは心底ウンザリします。ヒーローを嫌って避けるくせに、炭鉱は閉鎖してほしくない、という期待も寄せている町の人たちは確かにヒーローにとっては鬱陶しいだけでしょうね。どんな職業でも、雇われる側にしてみれば、雇用主の文句を言ってナンボみたいな面はあると思うんですけど(給料安いとか、休みが少ないとか)、それでもオーナーを前にしたら表向きは礼儀正しく振る舞うのが普通ですよね?露骨にオーナー一族に対して、白い目を向けるこの町の連中の気が知れません。
「おまえには製鉄所を遺してやる」「いりません」「おまえはわしの息子だ。わしが万一の場合、責任を取らねばならんぞ。おまえのちっぽけな建設会社などどうでもいい」「四十人の従業員がいるんです」「こっちは千人だ」「ここには帰りませんよ」「おまえには選択の余地はない」
ヒーローの父親&ヒーロー。病室で11年ぶりに面会して。ヒーローは昔から製鉄所のある自分の生まれた町が大嫌いで、いつか一緒に広い世界に出ようと、ヒロインとも約束していたくらいです。けれど、ヒーローの父親は最初からヒーローの生き方を決めていて、妊娠騒動が起きると、大学への進学が決まっていたヒーローに町に残り、製鉄所で働くよう厳命します。ヒーローはわずかな金を持って町を出、必死に働いて仲間と一緒に建設会社を作り、今はまずまず軌道に乗っています。しかし父親は相変わらず、そういう息子の生き方を認めようとせず、製鉄所に戻るよう強制してきます。11年間のヒーローの努力を“ちっぽけな”と表現し、すぐにも会社をたたんで戻るよう言う父親の無神経さは信じられません。息子の成功を喜ばない&全く関心がない親ってどーゆー親なんだろう。ヒーローが反発するのも無理ないよなぁ。
「製鉄所のことは言わないつもりだった。でも、言わなくちゃ。わたしは心の底からあなたを愛していたわ。そして、傷つきおとなになってもどってきたあなたを見て、やっぱり愛していると思った。でも、わたしが知っているあなたは、製鉄所の従業員に背を向けるようなひとじゃないわ。わたしが愛したひとは、別の解決策を考えるひとよ。逃げないで、チェース。これまであなたは、楽な道を選んできた。でも今度は正しいことのために闘ってね。償いをしたいのなら、そういう方法をとってほしいの」「きみはあらゆることを要求している。いっそ、殺してくれたらどうだ?」「何か方法があるはずよ。製鉄所を閉鎖するのじゃなくて…」「それがぼくの回答だ」「そんなはずないわ。もし、わたしのことを少しでも思ってくれるなら、お願いだから考えなおして」
ヒロイン&ヒーロー。父親の死後、製鉄所の事業をチェックしていたヒーローは、長年続いた赤字経営と老朽化した設備を見て、炭鉱は閉鎖するしかないと決めます。閉鎖が決まれば町が寂れてしまい、人々はバラバラになってしまうと危惧したヒロインは立ち上がるんですが…ヒロインの言い分って必死さが滲み出ているというよりは、ヒーローの罪悪感を巧みに突いた高度で冷静な説得に見えるのは気のせいでしょうか。炭鉱の問題とレイプ事件の償いとは全く次元が違う別問題なのに、リンクさせるヒロインのやり口は汚いと思います(多分、本人は計算して言ってるわけじゃないんでしょうけど)。楽な道を選んだとか、何か別の方法を考えろとか、結局、ヒロインは被害者という立場を最大限利用して、ヒーローを説教してるんですよね。なんかヒーローが可哀想。ヒーローだって間接的には被害者なのに、ヒロイン及びその家族には最後まで頭が上がらない弱い立場に立たされ続けてさ〜。
■感想
痛い設定でしたが、全体的にヒーローに厳しすぎる物語だと思いました。レイプ犯はヤリ逃げで消えたために誰からも何の罰も受けていないのに、ヒーローは延々とヒロインの家族に罵詈雑言を浴びせられ続け、罪悪感をチクチクと刺激されて、可哀想なほどでした。ヒロインの家族は、本当にヒーローがヒロインを愛していたなら、妊娠の真相を突き詰めたはずだし、愛しているなら他の男の子供を妊娠したヒロインでも受け入れたはずだ、と思っているようなんですけど、そんな聖人みたいな愛し方、もし自分がヒーローの立場だったら、できるとでも言うんでしょうか?18歳で、真剣に思っていた相手が(自分は拒まれたのに)他の男とセックスしたらしくて、それでお前が妊娠させたんだろう、責任取れ、大学には行かずに炭鉱で働け、なんて言われたら、誰だって冗談じゃない!と思うに決まってます。それをヒロインの家族はヒーローが責任から逃げただの、甘やかされたろくでなしだの、酷すぎ。ヒロインはともかく、ヒロインの家族がホント、めちゃくちゃ癇に障りました。炭鉱のオーナーの一族であるヒーローとはヒロインを付き合わせるべきじゃなかったと愚痴っておきながら、その反面、赤字の炭鉱を続けるのはヒーローの義務だとか言い出す始末で、要は自分たちに都合のいいことばかり主張しているだけ。それで結局、炭鉱をヒーローが組合に譲るとホクホク顔で、わしらが炭鉱主か〜どうやらヒーローを誤解していたようだ、と手のひら返し炸裂。あんたら調子良すぎ…ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
ヒーローはその時その時、できる限りのことをやってきたし、真実を知ってからの態度も非常に誠実で、私は好感が持てました。ヒロインはヒーローが責任を感じないようにレイプの事実を伏せ、自分が裏切ったことにした思いやりは見上げたものだと思いますが、事実を知られると、「あなたのせいじゃないわ」と言いつつ(←こう言われると人間、余計つらくなっちゃうんですよね〜。ヒーローも罪悪感でのたうってます)、遠回しにヒーローを責めているも同然の発言が多いのがちょっと…。
ラストの二人の再スタートは良い判断だと思いますが、この二人の場合、特にくっつく必要もなかったのでは。なんか初恋至上主義みたいな作者のこだわりが、現実離れしていて浮いてしまった感じがします。ヒロインをレイプの悪夢から救ったのは二年間同棲していた別の男性の思いやりと包容力だったのに(←それって本来、ヒーローの役割なのでは…/滝汗)、でもヒロインは初恋の君であるヒーローのことが忘れられなくて結局婚約も解消し、別れたというのは私には理解できません。互いに過去に区切りをつけ、握手をして別々の人生を歩み出す(ヒロインは本当に愛していたのは元婚約者だと気づき、彼の元へ)、というENDの方が、納得できたと思います。まぁHQにそんな結末を期待するだけ無駄ですけど…う〜ん、やっぱり何か釈然としないラストだったと思います。
■入手可能先
アマゾン
新品なし/ユーズド商品 ¥1〜
イーブックオフ ¥278
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ヒーロー ... チェース・ジャクソン (29)/アメリカ人/建築会社社長
ヒロイン ... ジェニー・デヴィッドソン (28)/アメリカ人/製鉄所の事務員
■二人の出会い
同じ町の出身。ヒーローは代々続く製鉄所オーナーの息子。ヒロインは製鉄所組合の委員長の娘。
■二人の初夜
高校時代に戻ってデートした夜。ヒーローの部屋で、かつて一緒によく聞いたバラードを流しながら踊り、唇を重ねる二人。踊りながらヒーローはヒロインの服を脱がしていき、手で愛撫をほどこします。膝から力の抜けたヒロインを抱き上げ、ベッドに運ぶヒーロー。ヒーローはヒロインを焦らしに焦らし、そして最後は一緒に炎に包まれた二人でした。
■お気に入りのセリフ
「わたし…しばらくはどうしていいかわからなかった。夢なんか忘れていたわ。思い出したころには、もうどうでもよくなっていたの」
ヒロイン。なぜ夢を諦め、こんな小さな炭鉱の町で燻っているのかとヒーローに聞かれて。私が本作の中で、一番痛みを感じたセリフです。
「この町だって悪いところばかりじゃないわ。いいところもあるのよ」「みんな知り合いで、きみのことを心配してくれるから?仲間だから?生涯の友だちだから?」「そう、そのとおりよ。どうしてわかるの?」「ぼくだって見てきたさ。だが、忘れていることがあるんじゃないか?それはきみの立場だ。ウイリアム・ジャクソンの息子にとっては違うんだよ」「チェース、そんな気持のまま行ってしまわないで」「いつだって、ぼくは疎外されていた。きみが気づかなかっただけさ」「そんなはずはないわ。あなただって、暮らしてみれば…」「きみのためにやってみたさ。すべてを差し出したが、それでは足りなかったじゃないか。ぼくの世界にはきみだけしかいなかったのに、きみは裏切った。嘘をついた。最後になっても、面と向かって真実を言ってはくれなかった」「そうじゃないのよ。言いたかったけれど、いろいろあったから」「そんなことはいい。もうきみなんかどうでもいい。きみらもどうでもいいんだ」
ヒーロー&ヒロイン。ヒーローの祖父から続く製鉄所のせいで、ヒーローは搾取する側、労働者は貧しいながらも団結して助け合う側、という明確なラインが引かれていて、町ではヒーローをあからさまに避ける人々の態度が昔も今も変わらなくて、ヒーローは心底ウンザリします。ヒーローを嫌って避けるくせに、炭鉱は閉鎖してほしくない、という期待も寄せている町の人たちは確かにヒーローにとっては鬱陶しいだけでしょうね。どんな職業でも、雇われる側にしてみれば、雇用主の文句を言ってナンボみたいな面はあると思うんですけど(給料安いとか、休みが少ないとか)、それでもオーナーを前にしたら表向きは礼儀正しく振る舞うのが普通ですよね?露骨にオーナー一族に対して、白い目を向けるこの町の連中の気が知れません。
「おまえには製鉄所を遺してやる」「いりません」「おまえはわしの息子だ。わしが万一の場合、責任を取らねばならんぞ。おまえのちっぽけな建設会社などどうでもいい」「四十人の従業員がいるんです」「こっちは千人だ」「ここには帰りませんよ」「おまえには選択の余地はない」
ヒーローの父親&ヒーロー。病室で11年ぶりに面会して。ヒーローは昔から製鉄所のある自分の生まれた町が大嫌いで、いつか一緒に広い世界に出ようと、ヒロインとも約束していたくらいです。けれど、ヒーローの父親は最初からヒーローの生き方を決めていて、妊娠騒動が起きると、大学への進学が決まっていたヒーローに町に残り、製鉄所で働くよう厳命します。ヒーローはわずかな金を持って町を出、必死に働いて仲間と一緒に建設会社を作り、今はまずまず軌道に乗っています。しかし父親は相変わらず、そういう息子の生き方を認めようとせず、製鉄所に戻るよう強制してきます。11年間のヒーローの努力を“ちっぽけな”と表現し、すぐにも会社をたたんで戻るよう言う父親の無神経さは信じられません。息子の成功を喜ばない&全く関心がない親ってどーゆー親なんだろう。ヒーローが反発するのも無理ないよなぁ。
「製鉄所のことは言わないつもりだった。でも、言わなくちゃ。わたしは心の底からあなたを愛していたわ。そして、傷つきおとなになってもどってきたあなたを見て、やっぱり愛していると思った。でも、わたしが知っているあなたは、製鉄所の従業員に背を向けるようなひとじゃないわ。わたしが愛したひとは、別の解決策を考えるひとよ。逃げないで、チェース。これまであなたは、楽な道を選んできた。でも今度は正しいことのために闘ってね。償いをしたいのなら、そういう方法をとってほしいの」「きみはあらゆることを要求している。いっそ、殺してくれたらどうだ?」「何か方法があるはずよ。製鉄所を閉鎖するのじゃなくて…」「それがぼくの回答だ」「そんなはずないわ。もし、わたしのことを少しでも思ってくれるなら、お願いだから考えなおして」
ヒロイン&ヒーロー。父親の死後、製鉄所の事業をチェックしていたヒーローは、長年続いた赤字経営と老朽化した設備を見て、炭鉱は閉鎖するしかないと決めます。閉鎖が決まれば町が寂れてしまい、人々はバラバラになってしまうと危惧したヒロインは立ち上がるんですが…ヒロインの言い分って必死さが滲み出ているというよりは、ヒーローの罪悪感を巧みに突いた高度で冷静な説得に見えるのは気のせいでしょうか。炭鉱の問題とレイプ事件の償いとは全く次元が違う別問題なのに、リンクさせるヒロインのやり口は汚いと思います(多分、本人は計算して言ってるわけじゃないんでしょうけど)。楽な道を選んだとか、何か別の方法を考えろとか、結局、ヒロインは被害者という立場を最大限利用して、ヒーローを説教してるんですよね。なんかヒーローが可哀想。ヒーローだって間接的には被害者なのに、ヒロイン及びその家族には最後まで頭が上がらない弱い立場に立たされ続けてさ〜。
■感想
痛い設定でしたが、全体的にヒーローに厳しすぎる物語だと思いました。レイプ犯はヤリ逃げで消えたために誰からも何の罰も受けていないのに、ヒーローは延々とヒロインの家族に罵詈雑言を浴びせられ続け、罪悪感をチクチクと刺激されて、可哀想なほどでした。ヒロインの家族は、本当にヒーローがヒロインを愛していたなら、妊娠の真相を突き詰めたはずだし、愛しているなら他の男の子供を妊娠したヒロインでも受け入れたはずだ、と思っているようなんですけど、そんな聖人みたいな愛し方、もし自分がヒーローの立場だったら、できるとでも言うんでしょうか?18歳で、真剣に思っていた相手が(自分は拒まれたのに)他の男とセックスしたらしくて、それでお前が妊娠させたんだろう、責任取れ、大学には行かずに炭鉱で働け、なんて言われたら、誰だって冗談じゃない!と思うに決まってます。それをヒロインの家族はヒーローが責任から逃げただの、甘やかされたろくでなしだの、酷すぎ。ヒロインはともかく、ヒロインの家族がホント、めちゃくちゃ癇に障りました。炭鉱のオーナーの一族であるヒーローとはヒロインを付き合わせるべきじゃなかったと愚痴っておきながら、その反面、赤字の炭鉱を続けるのはヒーローの義務だとか言い出す始末で、要は自分たちに都合のいいことばかり主張しているだけ。それで結局、炭鉱をヒーローが組合に譲るとホクホク顔で、わしらが炭鉱主か〜どうやらヒーローを誤解していたようだ、と手のひら返し炸裂。あんたら調子良すぎ…ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
ヒーローはその時その時、できる限りのことをやってきたし、真実を知ってからの態度も非常に誠実で、私は好感が持てました。ヒロインはヒーローが責任を感じないようにレイプの事実を伏せ、自分が裏切ったことにした思いやりは見上げたものだと思いますが、事実を知られると、「あなたのせいじゃないわ」と言いつつ(←こう言われると人間、余計つらくなっちゃうんですよね〜。ヒーローも罪悪感でのたうってます)、遠回しにヒーローを責めているも同然の発言が多いのがちょっと…。
ラストの二人の再スタートは良い判断だと思いますが、この二人の場合、特にくっつく必要もなかったのでは。なんか初恋至上主義みたいな作者のこだわりが、現実離れしていて浮いてしまった感じがします。ヒロインをレイプの悪夢から救ったのは二年間同棲していた別の男性の思いやりと包容力だったのに(←それって本来、ヒーローの役割なのでは…/滝汗)、でもヒロインは初恋の君であるヒーローのことが忘れられなくて結局婚約も解消し、別れたというのは私には理解できません。互いに過去に区切りをつけ、握手をして別々の人生を歩み出す(ヒロインは本当に愛していたのは元婚約者だと気づき、彼の元へ)、というENDの方が、納得できたと思います。まぁHQにそんな結末を期待するだけ無駄ですけど…う〜ん、やっぱり何か釈然としないラストだったと思います。
■入手可能先
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イーブックオフ ¥278
Close.△
2006.11.07.Tue / 00:00
![]() | Susan Mallery 『The Girl of His Dreams』 L-732 1998-07 総合★★★★★/ホット度★★★☆☆ ヒーロー★★★★★/ヒロイン★★★★☆ |
■あらすじ
二十五歳になったら、信託預金が自由になる。
そうしたらパリに行って、わたしのプリンスと出会い、
愛の竜巻に巻き込まれるのだ――。
二十五歳の誕生日を二カ月後に控えたカイラは、
その日の来るのが待ち遠しくてならなかった。
子供のころからの夢がいよいよ実現するのだ。
だが、ひとつ気がかりなのは、彼女が勤める動物クリニックの
雇い主であり、隣人であり、そして親友でもある
パトリックのことだった。わたしがいなくなったら、
彼は寂しい思いをするかもしれない。そうならないためにも、
彼に素敵な恋人を見つけてあげなくては。そしてカイラは
いいことを思いついた。自分にそっくりの三つ子の姉エリッサと
パトリックをカップルにしたてあげようと――。
▽Open more.
■設定
ヒーロー ... パトリック・ウォルコット (31)/アメリカ人/動物クリニック院長
ヒロイン ... カイラ・ベッドフォード (24)/アメリカ人/動物クリニック勤務
■二人の出会い
七年前、ヒロインが大学一年生の時にヒーローのクリニックでアルバイトを始めたときからの付き合い。
■二人の初kiss
軽いkissは七年間の付き合いの中で何度かしていて、本物のkissをしたのは、ヒーローがハウスペットの病気の研究をするための助成金を貰える通知が来た日。申請書を作るためにヒロインも協力したので、この知らせを喜び合います。
■二人の初夜
初めてデートした夜に。ヒーローの家に寄るかどうか選択を委ねられたヒロインは、黙って靴を脱ぎ捨てると、寝室へ向かう廊下へと歩き出します。寝室の前でヒーローがヒロインの肩に手を置き、ヒロインは向かい合うと両手を差し伸べます。ヒーローはヒロインを抱き寄せ、キスします。ヒロインは自分の選択が正しかったと悟り、深い喜びに浸ります。
ヒーローと愛し合うのは想像いていたよりずっと素晴らしく、すべての細胞が満ちたり、欠けていた断片が見つかったかのように、完全になった感じがしたそうです。
■お気に入りのセリフ
「待ちどおしいわ。十二歳のときからパリに行くのが夢だったの」「そして、ハンサムなフランスの男性と恋に落ちるの?」「モナコのプリンス・アルベールよ。彼のお父さんもアメリカの女性と結婚したわ」「ええ、そうね。あなたならプリンスのハートを射とめられるわ」「でも、こんな格好じゃあね」「いいえ、あなたはとてもきれいよ。着ているものは関係ないわ。それはあなたの表情やしぐさや態度に表れているもの。信じられなければ、パトリックにきいてごらんなさいな」「彼にとっては、わたしは信頼できるスタッフで、いい友達。きれいなんて言葉は頭に浮かんだこともないはずよ」「そしてあなたは彼がハンサムだってことに気づいていないの?」「彼はものすごくハンサムなばかりか、素晴らしいヒップをしてるわ。熱心にジョギングしてるおかげね」「だったら、どうしてパリへ行くの?すぐそばにプリンスがいるのに」「パトリックが?ばかばかしい。彼はただの…パトリックよ。ふたりがそういう関係になる可能性があれば、とっくになってるわ、サラ」
ヒロイン&老人ホームの老婦人。ヒロインはクリニックで面倒を見ている犬を連れて定期的に老人ホームを訪問するボランティアをしていて、施設の皆から好かれています。ヒーローも時々ヒロインに同行して、施設で飼っている猫の無料検診をしているので、施設の老人たちは無邪気な好意からヒーローとヒロインをくっつけたくて仕方ないのですが、パリの王子様を夢見るヒロインはその気ゼロです。老婦人が王子様はすぐそばにいるのに、なぜ気がつかないで旅に出るの?という鋭い指摘をしてるのを読んだ時、本作って『青い鳥』のロマンス版なんだなぁと思いました。
「この地域の食料品チェーンが、捨て犬に飼い主を見つけるぼくたちの仕事にとても協力的で、あなたのような善良な人々が捨て犬を助けてくださった場合は、そのためにかかったえさ代を援助してくれるんです。それはそのチェーン店なら、どこでも使えますから」「百ドルも?こんなにたくさんは使いませんでしたわ。この子は少ししか食べませんでしたし」「ええ。でも、あなたはこの犬をここに連れてきてくださった。それに一度ならずこの犬を助けてくださった。どうぞ受けとってください」「ありがとうございます、ドクター・ウォルコット」「――泣きそうだぞ、キット」「この手の話には弱いのよ」「ああ、ぼくもさ。おいで、おちびさん。きみの具合を診てあげよう」
ヒーロー&捨て犬を保護してヒーローのクリニックに連れてきた女性&ヒロイン。キットは「子供」の意味で、ヒーローがヒロインを呼ぶときのあだ名。
ある家族が飼っていた犬を置き去りにして引っ越してしまい、近所の女性が見かねて世話をします。しかしその女性は自分の子供たちを食べさせるので精一杯なので、捨て犬を保護しているヒーローのクリニックにその犬を連れてきます。元々はヒロインが捨てられてペットを見捨てられなくて、クリニックに連れてきては新しい飼い主を見つけてあげていたんですが、それが有名になってしまい、今ではクリニックの施設の半分が飼い主のいないペットで埋まっています。それはつまりお金がどこからも取れないってことで、クリニックの経営者としては頭が痛いはずなのに、ヒーローは文句一つ言わずに、ヒロインに協力してます。ヒーローの財政状態の記述はないのですが、だ、大丈夫なんでしょうか…。(・_・;)
犬を連れてきた女性がギフト券を渡されて正直にこんなに使っていないと言ったり、ヒーローがその女性のプライドを傷つけないようにして全額ギフト券を受け取ってもらったりするところが泣かせます。食料品チェーン店もGJ!こうやって地域ぐるみで動物虐待を阻止できるっていいですね。
「カイラを愛してる?」「彼女のことは好きだが、もうすぐここを出ていくからね。できれば行ってほしくないが、残ってくれと言うつもりはない。この旅行のことはずいぶん前から計画していたんだから。彼女には夢をかなえる権利がある」「そのとおりね。でもあれは本当の夢かしら?案外子供のころのおとぎ話を引きずっているだけかもしれないわ。カイラはひととは違う経験をしたせいか、夢のなかに生きているようなところがあるの」「子供のときの交通事故のことなら知ってる」「驚いたわ。カイラはあの事故のことをあまり話したがらないのに」「これまではなんでもないような口ぶりで、笑い話のように放していた。細かいことがわかったのは、つい最近なんだ」「だったら、カイラにとってなぜ夢が大切か、わかってもらえるわね。一年近くも夢だけがカイラの支えだったの。病院のベッドに横たわって、大きくなったら素敵なことが起こると信じることにしたのよ。いつか世界を見て回り、ハンサムなプリンスと結婚するんだって」「ぼくには太刀打ちできない相手だな」
ヒーロー&ヒロインの二番目の姉。ヒロインは12歳の時、交通事故で再起不能とまで診断された重傷を負い、一年間、入院していました。その時の体験が、ヒロインを痛みのわかる人間に成長させると同時に、ベッドに縛り付けられている間中、空想で遊ぶことしかできず、両親の醜い離婚騒動も手伝って、現実から逃避し、夢に執着する人間になってしまいます。本作の中でもヒロインは人当たりが良くて優しくて、人格的には素晴らしい女性なのですが、25歳になったら今までの生活をすべて捨ててパリに行くの!と固く決めているところに、ヒロインの奇妙な歪みのようなものを感じました。
「パリへ行きたいなら、行くといいわ。でも、その夢をかなえるには、犠牲が必要よ。たくさんのものを捨てていかなくてはならない。そして、戻ってきたときにも、それがあなたを待っているという保証はないのよ」「あなたとファロンはここにいてくれるでしょう」「まったく頑固なんだから。もちろん、わたしたちはいるわ。でも、今話してるのはそんなことじゃないでしょう。いいこと、カイラ。人生は予行演習じゃないの。本番なのよ。いつまでも未来に生きていたら…目の前にあるものを無視して、いつも不可能な夢ばかり追いかけていたら、いつか目が覚めて、本当ならその手につかめたはずのものを全部なくしてしまったことに気づくことになるのよ。誰のせいでもない、自分のせいで」
ヒロインの二番目の姉&ヒロイン。ファロンは三つ子の長女。ヒロインの姉のアドバイスはなんかこう、私自身もグサグサッと来るものがありました。夢は大事だけど、現実も同じくらい大事にしなくてはいけないってことですよね。深いです。
■感想
『トリプル・トラブル』シリーズ第一作目です。ヒロインは三つ子の一番下の妹。タイトルだけで判断すると、痛いトラウマ系の話かな?と思っていたんですが、実際は動物クリニックを舞台にした、ハートフルな物語でした。ヒーロー、ヒロイン共に親切でお人好しで他人を幸せな気持ちにできる人たちなので、とても親近感が沸きましたが、その反面、二人のラブシーンを読んでいる時は、なんだか親しい友達の性生活を覗き見しているような居たたまれなさを感じるほどでした。
果たしてヒロインはパリへ旅立つのか、最後まで目が放せません。ラストシーンの二人の巡り合わせは、恋愛映画を観ているみたいでロマンチックでした。
彼らの動物クリニックが私の町にもあったいいのにな〜と思いました。
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新品なし/ユーズド商品 ¥1〜
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ヒーロー ... パトリック・ウォルコット (31)/アメリカ人/動物クリニック院長
ヒロイン ... カイラ・ベッドフォード (24)/アメリカ人/動物クリニック勤務
■二人の出会い
七年前、ヒロインが大学一年生の時にヒーローのクリニックでアルバイトを始めたときからの付き合い。
■二人の初kiss
軽いkissは七年間の付き合いの中で何度かしていて、本物のkissをしたのは、ヒーローがハウスペットの病気の研究をするための助成金を貰える通知が来た日。申請書を作るためにヒロインも協力したので、この知らせを喜び合います。
■二人の初夜
初めてデートした夜に。ヒーローの家に寄るかどうか選択を委ねられたヒロインは、黙って靴を脱ぎ捨てると、寝室へ向かう廊下へと歩き出します。寝室の前でヒーローがヒロインの肩に手を置き、ヒロインは向かい合うと両手を差し伸べます。ヒーローはヒロインを抱き寄せ、キスします。ヒロインは自分の選択が正しかったと悟り、深い喜びに浸ります。
ヒーローと愛し合うのは想像いていたよりずっと素晴らしく、すべての細胞が満ちたり、欠けていた断片が見つかったかのように、完全になった感じがしたそうです。
■お気に入りのセリフ
「待ちどおしいわ。十二歳のときからパリに行くのが夢だったの」「そして、ハンサムなフランスの男性と恋に落ちるの?」「モナコのプリンス・アルベールよ。彼のお父さんもアメリカの女性と結婚したわ」「ええ、そうね。あなたならプリンスのハートを射とめられるわ」「でも、こんな格好じゃあね」「いいえ、あなたはとてもきれいよ。着ているものは関係ないわ。それはあなたの表情やしぐさや態度に表れているもの。信じられなければ、パトリックにきいてごらんなさいな」「彼にとっては、わたしは信頼できるスタッフで、いい友達。きれいなんて言葉は頭に浮かんだこともないはずよ」「そしてあなたは彼がハンサムだってことに気づいていないの?」「彼はものすごくハンサムなばかりか、素晴らしいヒップをしてるわ。熱心にジョギングしてるおかげね」「だったら、どうしてパリへ行くの?すぐそばにプリンスがいるのに」「パトリックが?ばかばかしい。彼はただの…パトリックよ。ふたりがそういう関係になる可能性があれば、とっくになってるわ、サラ」
ヒロイン&老人ホームの老婦人。ヒロインはクリニックで面倒を見ている犬を連れて定期的に老人ホームを訪問するボランティアをしていて、施設の皆から好かれています。ヒーローも時々ヒロインに同行して、施設で飼っている猫の無料検診をしているので、施設の老人たちは無邪気な好意からヒーローとヒロインをくっつけたくて仕方ないのですが、パリの王子様を夢見るヒロインはその気ゼロです。老婦人が王子様はすぐそばにいるのに、なぜ気がつかないで旅に出るの?という鋭い指摘をしてるのを読んだ時、本作って『青い鳥』のロマンス版なんだなぁと思いました。
「この地域の食料品チェーンが、捨て犬に飼い主を見つけるぼくたちの仕事にとても協力的で、あなたのような善良な人々が捨て犬を助けてくださった場合は、そのためにかかったえさ代を援助してくれるんです。それはそのチェーン店なら、どこでも使えますから」「百ドルも?こんなにたくさんは使いませんでしたわ。この子は少ししか食べませんでしたし」「ええ。でも、あなたはこの犬をここに連れてきてくださった。それに一度ならずこの犬を助けてくださった。どうぞ受けとってください」「ありがとうございます、ドクター・ウォルコット」「――泣きそうだぞ、キット」「この手の話には弱いのよ」「ああ、ぼくもさ。おいで、おちびさん。きみの具合を診てあげよう」
ヒーロー&捨て犬を保護してヒーローのクリニックに連れてきた女性&ヒロイン。キットは「子供」の意味で、ヒーローがヒロインを呼ぶときのあだ名。
ある家族が飼っていた犬を置き去りにして引っ越してしまい、近所の女性が見かねて世話をします。しかしその女性は自分の子供たちを食べさせるので精一杯なので、捨て犬を保護しているヒーローのクリニックにその犬を連れてきます。元々はヒロインが捨てられてペットを見捨てられなくて、クリニックに連れてきては新しい飼い主を見つけてあげていたんですが、それが有名になってしまい、今ではクリニックの施設の半分が飼い主のいないペットで埋まっています。それはつまりお金がどこからも取れないってことで、クリニックの経営者としては頭が痛いはずなのに、ヒーローは文句一つ言わずに、ヒロインに協力してます。ヒーローの財政状態の記述はないのですが、だ、大丈夫なんでしょうか…。(・_・;)
犬を連れてきた女性がギフト券を渡されて正直にこんなに使っていないと言ったり、ヒーローがその女性のプライドを傷つけないようにして全額ギフト券を受け取ってもらったりするところが泣かせます。食料品チェーン店もGJ!こうやって地域ぐるみで動物虐待を阻止できるっていいですね。
「カイラを愛してる?」「彼女のことは好きだが、もうすぐここを出ていくからね。できれば行ってほしくないが、残ってくれと言うつもりはない。この旅行のことはずいぶん前から計画していたんだから。彼女には夢をかなえる権利がある」「そのとおりね。でもあれは本当の夢かしら?案外子供のころのおとぎ話を引きずっているだけかもしれないわ。カイラはひととは違う経験をしたせいか、夢のなかに生きているようなところがあるの」「子供のときの交通事故のことなら知ってる」「驚いたわ。カイラはあの事故のことをあまり話したがらないのに」「これまではなんでもないような口ぶりで、笑い話のように放していた。細かいことがわかったのは、つい最近なんだ」「だったら、カイラにとってなぜ夢が大切か、わかってもらえるわね。一年近くも夢だけがカイラの支えだったの。病院のベッドに横たわって、大きくなったら素敵なことが起こると信じることにしたのよ。いつか世界を見て回り、ハンサムなプリンスと結婚するんだって」「ぼくには太刀打ちできない相手だな」
ヒーロー&ヒロインの二番目の姉。ヒロインは12歳の時、交通事故で再起不能とまで診断された重傷を負い、一年間、入院していました。その時の体験が、ヒロインを痛みのわかる人間に成長させると同時に、ベッドに縛り付けられている間中、空想で遊ぶことしかできず、両親の醜い離婚騒動も手伝って、現実から逃避し、夢に執着する人間になってしまいます。本作の中でもヒロインは人当たりが良くて優しくて、人格的には素晴らしい女性なのですが、25歳になったら今までの生活をすべて捨ててパリに行くの!と固く決めているところに、ヒロインの奇妙な歪みのようなものを感じました。
「パリへ行きたいなら、行くといいわ。でも、その夢をかなえるには、犠牲が必要よ。たくさんのものを捨てていかなくてはならない。そして、戻ってきたときにも、それがあなたを待っているという保証はないのよ」「あなたとファロンはここにいてくれるでしょう」「まったく頑固なんだから。もちろん、わたしたちはいるわ。でも、今話してるのはそんなことじゃないでしょう。いいこと、カイラ。人生は予行演習じゃないの。本番なのよ。いつまでも未来に生きていたら…目の前にあるものを無視して、いつも不可能な夢ばかり追いかけていたら、いつか目が覚めて、本当ならその手につかめたはずのものを全部なくしてしまったことに気づくことになるのよ。誰のせいでもない、自分のせいで」
ヒロインの二番目の姉&ヒロイン。ファロンは三つ子の長女。ヒロインの姉のアドバイスはなんかこう、私自身もグサグサッと来るものがありました。夢は大事だけど、現実も同じくらい大事にしなくてはいけないってことですよね。深いです。
■感想
『トリプル・トラブル』シリーズ第一作目です。ヒロインは三つ子の一番下の妹。タイトルだけで判断すると、痛いトラウマ系の話かな?と思っていたんですが、実際は動物クリニックを舞台にした、ハートフルな物語でした。ヒーロー、ヒロイン共に親切でお人好しで他人を幸せな気持ちにできる人たちなので、とても親近感が沸きましたが、その反面、二人のラブシーンを読んでいる時は、なんだか親しい友達の性生活を覗き見しているような居たたまれなさを感じるほどでした。
果たしてヒロインはパリへ旅立つのか、最後まで目が放せません。ラストシーンの二人の巡り合わせは、恋愛映画を観ているみたいでロマンチックでした。
彼らの動物クリニックが私の町にもあったいいのにな〜と思いました。
■入手可能先
アマゾン
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